ガンマ関数とかゼータ関数の解析接続とかちょぴっとトピックをノートにしました。
この『解析の話 発展編』ノートは、ちょっと数学に詳しくなってきた人が「その先」を知りたくなったときにぴったりのノートだと思います。
ガンマ関数やベータ関数の定義から始まり、ゼータ関数、特殊関数、ベキ級数の拡張まで、大学レベル以上の解析学トピックを、数式を通じてじっくり展開しています。
特に、解析接続や無限積表示、関数等式の背後にあるアイデアを丁寧に解説しました。ゼータ関数とガンマ関数を結ぶ美しい関係や、ベルヌーイ数・オイラー数を"関数として"拡張するアイディアなど、知的好奇心をくすぐるトピックを取り上げました。
また、級数の係数を関数的に扱う話や、特殊関数(正弦・余弦の積分表示など)との関連も盛り込んでいて、全体的に"解析的な視点で関数を捉え直す"ことを意識しています。
このノートでは次のような関数の解析接続や関数等式を扱っています。
ガンマ関数
Γ(s)=∫0∞xs−1e−xdx
ゼータ関数とその仲間
ζ(s)=1+2s1+3s1+4s1+⋯
ξ(s)=1−2s1+3s1−4s1+⋯
η(s)=1+3s1+5s1+7s1+⋯
μ(s)=1−3s1+5s1−7s1+⋯
その他の関数
ϕ(s)=∫0∞xs−1sinxdx
ψ(s)=∫0∞xs−1cosxdx